
うちの子、お尻以外にも蒙古斑があるんだけど、コレって普通なのかな?

うちの子もそうなんです。
しかも結構色の濃い蒙古斑があって。

え、それ放っておいて大丈夫なの?
ちゃんと消えるのかな?

病院でも指摘されて、私も気になって色々調べたので
わかりやすく蒙古斑についてまとめますね。
記事はこんな人におすすめ!
- お尻以外にある蒙古斑に悩んでいる方
- 赤ちゃんのレーザー治療を検討している方
- レーザーの治療費用を知りたい方
異所性蒙古斑はレーザーで消す?様子見する?
うちの娘には産まれた時から左腕上部に濃い青アザがあります。いわゆる蒙古斑(もうこはん)なんですが、生後10ヶ月の現在も特に薄くなったりせず色がしっかり残っています。
娘を産むまでは蒙古斑ってお尻だけに出来るイメージあったんですが、産んでみてびっくり。うちの娘はお尻はもちろん、背中、肩、腕、と小さな体の広範囲に青アザがありました。
ただそのほとんどは色も薄く、気にならなかったんですが、一箇所だけくっきりと青アザがあるんですよね。
今回は、現在進行形で色々調べて分かった情報や、今後の「異所性蒙古斑」との向き合い方についてまとめてみようと思います。
異所性蒙古斑に気づくまで
先ほどもお話しした通り、うちの娘は産まれつき結構しっかりめの蒙古斑があります。

元々私はお尻の蒙古斑も含め、「まぁ大きくなるにつれて消えていくでしょう」と思っていたんです。でも3ヶ月検診で小児科を訪れた際、担当のお医者さんから「コレは多分残っちゃうやつだから、レーザーやってもいいかもね」と軽い感じで言われました。
そこで私プチパニック!「え、これ消えないの?」「レーザー治療?赤ちゃんに?」などなど色々慌てちゃって、その場は一旦「考えときます…」で診察終了しちゃったんですよね。
その後家に帰って色々調べてみて、娘のこの青アザは「異所性蒙古斑」という名前で、「蒙古斑」と言っておきながら消えない可能性があることを知ったのです。
蒙古斑(もうこはん)とは?
そもそも蒙古斑(もうこはん)とは、赤ちゃんの生まれつきお尻や背中下部にある青あざのことを言います。
蒙古斑は生まれて間も無く、青いシミがお尻や背中の下部にみられるもので、胎生期の真皮メラノサイトの残存と考えられています。通常、色素細胞(メラノサイト)は表皮に存在しますが、色素細胞が真皮に残ってできるのが蒙古斑です。

蒙古斑は皮膚の深いところにメラニンが存在するため青く見えるそうです。
蒙古斑と異所性蒙古斑の違いは?
蒙古斑は、日本人にはほぼ100%誰でも生まれつきあるとされ、5,6歳までに自然に消失しさほど問題にはならないことがほとんどです。ところがまれに通常の部位以外にも蒙古斑がみられることがあり、これを「異所性蒙古斑」といいます
つまり、「蒙古斑」はお尻や背中下部に存在する青アザで、「異所性蒙古斑」はそれ以外の箇所に存在する青アザのことを言います。あざの場所によって名称が変わるんですね。
消えない蒙古斑(異所性蒙古斑)とは?
体の場所によって蒙古斑と呼ぶか、異所性蒙古斑と呼ぶかの違いがわかったところで、次は大人になっても消えない蒙古斑についてです。
これはかかりつけの病院で診断された後に、気になって皮膚科を受診して詳しく専門の先生に聞いてみました。
そもそもお尻のあたりにできる蒙古斑よりも異所性蒙古斑の方が大人になっても残る可能性が高いそうなんです。と言っても、通常の薄い青アザであればほとんど気にならない程度にはなるようです。
ただうちの娘のようにくっきりと色のある異所性蒙古斑の場合、自然消滅は難しいかもしれないとのことでした。ただ成長と共に薄くはなっていくし、人によってはほとんど分からないぐらいまでなくなる可能性もあるし、結局はどの程度の薄さになるかは個人差があるってことでした。
子供にレーザー治療する理由
消えるかもしれない可能性のある異所性蒙古斑ですが、先生たちがレーザーを勧めるのはなぜなのか。それは大人になるまでの間のことを考えてでした。
衣服で隠れない箇所などに青アザがある場合、やはり小さな子供は周りが何か言うかもしれない、本人もなぜ自分だけ青アザがあるのか自分を嫌いになってしまうかもしれない、そんな子供自身がストレスを受けないようにするためにレーザー治療があるのだそうです。
異所性蒙古斑のレーザー治療費はいくらかかる?
通常、病院での受診は、小学校就学前の乳幼児でも、窓口負担が2割発生しますが(健康保険証のみの場合)その自己負担2割に対して助成を受けられるのが「こども医療費助成制度」です。
「こども医療費助成制度」はお住いの各市町村で申請・手続きが必要です。申請・手続き後に助成を受けるための医療証が発行されます。具体的な助成内容や名前は各市町村ごとに異なります。各市町村によっては就学後も助成を受けられる場合もあります。
この制度を利用すれば、異所性蒙古斑のレーザー治療も1回につき0円〜高くても1万円程度で済む場合がほとんどでしょう。
こども医療費助成制度に制度について詳しくはこちら▼
うちの娘の選択
皮膚科等でも詳しく話を聞いて、うちの娘は現在10ヶ月とまだ小さいこともありレーザー治療はすぐには行わない決断をしました。今のところは小学校入学前ぐらいになるまで様子を見て、まだ気になる程度に残っていたら、本人にも意思を確認してレーザー治療を選択しようかと考えています。
ただこれは、私たち夫婦の考えであって、まだ記憶に残らない小さいうちにレーザー治療を行って早い段階で青アザを消してしまおう、という選択ももちろんあります。
どちらがいい、悪いではないので、気になっている方はまずは近所でレーザー治療に詳しい皮膚科等を見つけて相談に行ってみるのがいいかと思います!
まとめ
今回はうちの娘の異所性蒙古斑についてのまとめました。
やはり自分の娘なので、蒙古斑もチャームポイントでかわいいなぁなんて今は思っています。
今後娘が成長して、どういった選択をするかまだ分かりませんが何か進展あれば記載していきたいと思います。