
夜間の授乳って毎回起き上がるのが大変で、基本的に添い乳で乗り越えてるんだけど、なんだか腰や背中が痛くて。

私も同じだったよ。添い乳の方が楽なんだけど、案外体への負担があるんだよね。
色々な方法を試してママの体が楽になる方法を見つけたから紹介するね!
- 夜間授乳している方
- 産後の腰痛、背中の痛みに悩んでいる方
腰痛、背中の痛み、原因は添い乳だった!
夜間授乳を始めてからの体の変化
夜間の授乳は生後3ヶ月までは、私の寝るベッドのすぐ隣にベビーベッドを設置して、夜泣いたら起き上がってベッドに腰掛けて授乳するっていうスタイルでした。ただ毎回授乳後にそーっとベビーベッドに置いても結局背中スイッチ発動!っていうサイクルに疲れ、ある程度我が子も首が座ってしっかりしたこともあり、私と同じベッドで寝るようにしました。
そこで始めた夜間の添い乳習慣!いざやってみると飲みながら寝てくれて、そのまま乳首を離すだけで授乳完了で「なんだこれ、めっちゃ楽じゃん!」と今まで添い乳しなかったことを後悔しました。
ただ、数日続けるうちに朝起きた時になんだか腰や背中が痛い。明らかに夜間添い乳を始めたのが原因でした。
そこで授乳時の私の体制を変えてみようと、横向きの時の角度や腰の位置を変えてみたものの、なんだか余計に疲れる、しかも娘もうまく乳首を咥えられなくてぐずる。結局無理な体制での授乳はやめて、腰の痛みに関しては諦めて生活していました。
そんな時に整体行った際に夜間授乳での体制によって起こる痛みを先生に相談したところ、色々なアドバイスをもらい、実践したところ腰痛や背中痛があれよあれよと改善していきました。
今回は私が実践して効果のあった方法をご紹介します。
腰痛、背中の痛みを改善する方法
①骨盤ベルトで腰を固定する
産後の骨盤はグラグラになっていて、出産後は骨盤ベルトなどで腰骨を固定しますよね。私も産後1ヶ月までは昼夜問わず骨盤ベルトをつけて固定していました。でも結局動きづらいし、外に出る機会も増えてきたタイミングでやめてしまったんです。
ただ、夜間授乳を始めて少したった生後4ヶ月頃から、再度夜だけベルト装着するようにしたんです。そうしたら、明らかに授乳している最中の腰の痛みが減少しているんです。これはすぐに実感するので是非悩んでいる方は今夜からでも試してみてください。
恐らく、産後の骨盤って思ったよりも回復していないんでしょうね。動けるし大丈夫と思っていても、添い乳の体勢って不自然な状態で一定時間そのままでいなくちゃいけないですもんね。産後でなくてもどこかしら痛みが出てもおかしくないはずです。
私は産後の骨盤ベルトをそのまま生後6ヶ月ぐらいまで使用しましたが、マジックテープ部分がダメになってしまい、途中で新しいものを新調しました。それが産後用ではなかったのですが、範囲が大きいおかげかホールド感が格段に上がり、特に夜寝ている間にお腹の方にずり上がったりすることもなく、朝までしっかりと適度な骨盤締め付けで夜間授乳には本当に役立ちました!もちろん朝おきた時の腰痛、背中痛もほぼなくなりました。
巻いて寝るだけなので、是非産後のベルトをお持ちの方は改めて着用して寝るのを習慣にしてはどうでしょう?
ちなみに私が途中で新調した骨盤ベルトはこちらです▼
②腸腰筋をストレッチする
はい、出ました腸腰筋(ちょうようきん)!
私この腸腰筋のマッサージを産前にもやっていました。そのおかげで安産で出産を乗り越えられてと言っても過言ではないのです。
その記事はこちら▼
ただ、出産のために行っていたマッサージだったので、産後は完全に忘れていました。
でも整体の先生曰く、この腸腰筋普段から定期的にマッサージやエクササイズを行っておくとよいとのことなんです。
腸腰筋とは?
そもそも「腸腰筋」とは、腸骨筋、大腰筋、小腰筋の三つの筋肉の総称のことです。
腸骨筋は、腸骨(骨盤)に付着している筋肉で、骨盤と太ももの骨を繋ぐ筋肉です。一方の大腰筋は腰(背骨)と太ももの骨を繋ぐ重要な筋肉で、骨盤をまたいで上半身と下半身を繋ぐ唯一の筋肉なので、骨盤のポジションなどに影響を与えます。
主にこの骨盤付近にある大きな筋肉が凝り固まることによって様々な不調を起こしていて、その中の一つに腰痛があるそうです。
実際に腸腰筋のマッサージ方法

1、イスなどに座る or 仰向けに寝そべる
2、腰骨を探す
3、腰骨の出っ張っているすぐ内側のくぼむ部分を指三本で押す←この奥の方にあるのが腸腰筋
(左の骨盤の場合は左手で押して、更に右手も上から添えると圧がかかりやすい。反対側も然り)
4、しっかりと押して、各両側10~30秒程度マッサージする
この方法↑は産前に行っていた方法と同じなのですが、妊娠期と違いお腹の出っ張りがないので、うつ伏せで寝そべってツボの箇所にゴルフボールなどを当てて、体ごとゴロゴロ滑らせても気持ちが良いですよ。
まとめ
今回は、私が実際に行っている添い乳から来る腰痛・背中の痛みの改善方法をご紹介しました。
まだ今現在夜間授乳中なので、絶賛この方法で乗り切っております。ただやっぱり最終的には夜間の授乳を卒業させれば母子共に楽ですよね。。(私もそろそろ断乳を考えているのですが、また、なにか問題や勃発する気がするのできっと記事を書くと思います・・・)
腰痛は産前だけでなく産後にも悩まれる女性はきっと多いと思います。普段の抱っこでもかなりの重さを持ち上げてますしね。今回紹介した2つのポイントは、時間も手間もそんなにかからないと思うので是非夜間授乳で悩んでいる方はさっそく実践してみてください!